丹波のこと

豊かな自然と清らかな水の郷

丹波市の基本情報

丹波市は兵庫県の東部、内陸部に位置し、面積493.21平方キロメートルで県下5位の広さを誇ります。瀬戸内海と日本の海のほぼ中間部の山があり、加古川と由良川の源流部に位置する特別な場所にあります。

地域全体の約75%が森林「丹波の森」と呼ばれる丹波地域は、森の中に町があり、田畑があり、人々の暮らしがあります。阪神間から車で約1時間という便利な立地でありながら、豊かな自然環境に恵まれています。


現在の丹波市は、平成16年に氷上町、柏原町、青垣町、春日町、山南町、市島町の6町が合併して誕生し、それぞれの地域が独自の魅力と特色を持っています。

丹波の特色ある気候と自然環境

気候は年間寒暖差が大きく、朝霧や夕霧が多いことで知られている「丹波霧」と呼ばれています。この霧が、丹波の豊かな自然環境に一層静かさと神秘さを醸し出し、この地域独特の美しい風景を作っています。


この「丹波霧」は農産物の品質向上にも大きく貢献しており、特に丹波黒大豆丹波栗などの味覚にとって重要な役割を果たしています。朝夕の霧が作品に適度な水分を与え、昼夜寒暖差とともに糖度の高い美味しい農産物を生きています。

 

戦国時代の歴史が息づく黒井城跡

丹波市春日町にある黒井城跡は、戦国時代末期に「丹波の赤鬼」と恐れられた荻野(赤井)悪右衛門直正が城主を務めた山城です。明智光秀の丹波攻めに何度も抵抗した堅城として知られ、現在は国指定史跡として保護されています。


標高356メートルの猪口山全体が城郭となっており、山頂からは丹波市内を一望できる絶景スポットでもあります。 春には桜、秋には紅葉が美しく、ハイキングコースとしても人気がありますお福の腰かけ石など、春日局ゆかりのものが残っており、歴史ファンには特に魅力的な場所です。


自然豊かな観光名所

高源寺(青垣町)

天目楓が境内を彩り、約200本の楓が境内を明るく染める景観は、紅葉の名所として北近畿の人気を誇ります。 鎌倉時代に遠谿祖雄禅師によって建立された臨済宗中峰派の本山で、本堂や三重塔からは歴史の重みが感じられます。


白毫寺(氷上町)

四季の花々が楽しめる花の寺として有名ですが、特に5月の九尺藤はシャワーのように垂れて人々を魅了しています。境内から眺める丹波の山々の風景も格別です。


達身寺(氷上町)

「丹波の正倉院」として親しまれ、平安・鎌倉時代の貴重な仏像80点を所蔵しています。 描かれている12躰が国の重要文化財に指定されています。

 

歴史と伝統が息づく里山

市の南端に位置する篠山層群では、平成18年8月に恐竜化石が発見され、「丹波竜」と命名されました。太古の昔から続く自然の物語を語る貴重な発見です。

 

豊富な特産品と農業への取り組み

丹波は古いから良質な農産物を置いている土地として知られ、丹波黒大豆丹波大納言小豆丹波栗といった「丹波三宝」は全国的にも高い評価を得ています。


丹波市オーガニックビレッジ宣言
を行い、有機農業の推進に積極的に取り組んでいます。化学肥料や農薬に頼らない持続可能な農業を目指し、環境に優しい農業技術の普及に取り組んでいます。

丹波の人々の温かさ

丹波の人々は代々この自然と調和した豊かな暮らしを営んできた経験から、素朴で温かい人柄で、地域の祭りなど人々を受け入れる文化が根付います

丹波市では、自然環境の保全と地域振興を両立させながら、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。 移住・定住支援制度も充実しており、都市部からの移住者にも優しく受け入れられています。


四季を通じた体験・イベント

春には桜とともに山菜採り、夏には清流での川遊びやホタル観賞、秋には紅葉狩り新そばの味覚、冬には雪景色の中での温泉など、四季それぞれに違った楽しみ方ができます。

また、地域の伝統行事やお祭りも多数開催され、地元の人々との交流丹波文化に触れることができます。

人と自然が調和する暮らし

澄みきった空気と豊かな自然、今も残る美しい田園風景の中で、人々は自然と調和した豊かな暮らしを営んでいます。

丹波に魅せられて

丹波市の清らかで豊富な水と、四季折々の美しい自然環境、そして温かい人々の心は、この地で暮らすすべての生き物のために、かけがえのない恵みとなっています。 歴史と伝統に裏打ちされた文化、持続可能な農業への取り組み、そして自然の上に調和する暮らしが、丹波市の真その魅力です。

その丹波に魅せられた私たち、古いから里山の田園や小川で普通に見られ、日本人に優しく育てられた「めだか」を丹波の豊かな自然と美しい水で、をていねいに心を込めて育て、めだかと共に里山の豊かな時間「小さな思い出をごす豊かな暮らし」をお届けします。